ナンセンス編

不真面目なナンセンス・ギャグ。その突拍子もない設定や行動はまったく先の読めない展開。 どこか、いいかげんで、どこか考えさせられる。理解不能なインパクトやオチに、なんだか納得させられたりもする。 藤子不二雄Aの遊びココロが伝わってくる。

発売中 絶版


社長幼稚園(しゃちょうようちえん)
一流会社の社長ばかりが通う幼稚園。そこでは皆幼い頃に帰らなければならない。 彼らは幼い頃の遊びをするが本当にしたい遊びがあった。

初出 S45.5.9日
毎日新聞社 サンデー毎日増刊号
単行本 S63.12.25 中央公論社 愛蔵版『ブラックユーモア短篇集』第2巻
H7.8.18 中央公論社 中公文庫『ブラックユーモア短篇集』第3巻


災難厄郎(さいなんやくろう)
あらゆる災難を背負って生きる一家がいた。 その一員である「厄朗」にもあらゆる災難が降りかかるが、 それを生かして怪我をして、慰謝料を請求しようとするのだが。やっぱり彼はついてなかった。

初出 S46.6.20日号
少年画報社 週刊少年キング
単行本 S63.7.25 中央公論社 愛蔵版『ブラックユーモア短篇集』第1巻


大殺陣(だいさつじん)
「近世邦画剣戟名場面集」
時代劇の見せ場、チャンバラシーンで次々と切られて行く人々。 しかし物語はそれだけではなかった。数々の名シーンの後に起こる結末をナンセンスで見事に落とす。

初出 S47.12.1日号
日本社 まんがNo.1
単行本 S52.8.10 広済堂 『二人で一人の漫画ランド』※1
※1一部収録

再び大殺陣(ふたたびだいさつじん)
好評により『大殺陣』の第二弾。残酷なシーン。シリアスなシーンも一転してギャグの世界に大突入。 1話2、3ページでテンポ良く描かれる。

初出 S48.1.1日号
日本社 まんがNo.1
単行本 S52.8.10 広済堂 『二人で一人の漫画ランド』※1
※1一部収録

大決闘(だいけっとう)
「近世洋画西部劇名決斗場面集」
「シェーン」「真昼の決闘」「荒野の用心棒」の名場面集。 数々の洋画西部劇の名決闘と呼ばれるシーンは、シナリオの面白さよりもむしろその演出による所が大きい。 その演出に待ったをかけ、ナンセンスギャグで真っ向から対決する。

初出 S48.2.1日号 日本社 まんがNo.1
単行本 未収録

大悪漢(だいあっかん)
「近世洋画悪漢劇名場面集」
「ブリット」「俺たちに明日はない」「ポイント・ブランク」「サムライ」。 悪漢達のクールでワイルドなキメの場面。しかしその裏側にはとんでもない苦労があった。 どんなに威勢をはってもやはり彼らも人の子だったりするのだ。

初出 S48.3.1日号 日本社 まんがNo.1
単行本 未収録

大怪獣(だいかいじゅう)
「近世洋画怪物映画名場面集」
「キングコング」「フランケンシュタインの花嫁」「吸血鬼ドラキュラ」をモチーフにした、 ナンセンスギャグ。恐ろしい怪物達の物語の影にはこんなに楽しい笑いがあった。

初出 S48.4.1日号 日本社 まんがNo.1
単行本 未収録


大変愛(だいへんあい)
まったくモテない少年がいた。モテナイモテナイと馬鹿にされる彼であったが、 ある日「変奇堂」で「キユーピッドの矢」を手に入れ、アイドルスターの女の子のハートを射止める。 そしてモテモテへと変身したのだ。

初出 S52.5+6号
少年画報社 週刊少年キング
単行本 S63.7.25 中央公論社 愛蔵版『ブラックユーモア短篇集』第1巻


制作・協力<すばる

川路 康裕 (Yasuhiro Kawaji) info@ffgallery.com

新規掲載日-1999.01.22- 最終更新日-1998.01.22-

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