少年カメラ探偵

昭和32年、芳文社・野球少年7月号付録として発行される。
各社・各誌別冊附録ラッシュの中、昭和32年は藤子不二雄にとってもまさに附録の黄金時代を迎え、 その年実に21本もの附録を書き下ろし、中でも読み切り附録は16冊にものぼる。 「少年カメラ探偵」は藤子不二雄として初の「野球少年」への作品であり、全80頁という他作品に比べボリュームのある内容。 そしてこれが野球少年最初で最後の作品でもある。活発で正義感の強い少年を主人公にした探偵物語。 まんが道にはこの作品の紹介は無い。


[芳文社・野球少年・付録 少年カメラ探偵]
昭和32年7月1日発行。全100頁。B6判。
単行本未収録。副題「カメラは見ていた」。
カメラ好きで好奇心旺盛な少年「光二くん」とその友達「真ちゃん」は、 東洋の神秘の国「シシャン国」から来た陛下「ネガー三世」をカメラに収めようとシシャン国大使館へと向った。 シシャン国の謎の宗教アジャルバ教の「魔王」は、ネガー三世に邪教として扱われた事で彼に復讐をはかりに同時に日本へ来た。 写真を撮る光二くんのネガの中には、魔王の一味が写っており、 それが元で少年2人はネガー三世と共にアジャルバ教の儀式のいけにえとして囚われてしまう。 果たして3人の運命はいかに!?


川路 康裕 (Yasuhiro Kawaji) info@ffgallery.com

新規掲載日-2000.07.24- 最終更新日-2000.07.24-

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