ゴリラ五郎くん

昭和38年、講談社・たのしい三年生1月号から3月号まで掲載。
この作品は長期連載の「てぶくろてっちゃん」と入れ替えに連載が始まり、以後廃刊となる講談社の学年誌に掲載された最後の藤子不二雄作品である。 藤子不二雄の二人はもうこの頃にはトキワ荘にはいない。神奈川県川崎市にそれぞれ新居を構えていた。 漫画の傾向として少しずつ生活観が出て来たいっぽうで、恐怖漫画も手がける様になっていた。 人間味溢れる主人公が特徴の藤子生活ギャグ漫画の登場はもう少しまたなければならない。 この作品の内容は丁度その過渡期と読み取る事が出来る。


[講談社・たのしい三年生 ゴリラ五郎くん]
昭和38年1月号から昭和38年3月号まで発行。全回。
単行本未収録
父親と妹の「チコ」と三人暮らしで、ゴリラにあこがれゴリラが大好きなワンパク小学生「五利五郎(ごりごろう)」くんは、 「ゴリラ博士」の開発したゴリラになる薬によってゴリラに変身する力を得た。 ゴリラに変身する薬と人間に戻る薬を手に入れた五郎くんは、ゴリラになったり人間に戻ったり。 しかし本物のゴリラが現れたという噂で学校や町中で騒ぎとなってしまう。 ゴリラの噂が本物だという事を証明する為にゴリラ博士のクスリでゴリラに変身する五郎くん。 しかしまたそれが大きな騒ぎの元になってしまった・・・。

[サブタイトルリスト]
S37年度 たのしい三年生 本誌 附録
S38/1月号 (ゴリラになるくすり) 21 -
2月号 (服をなくした五郎くん) 21 -
3月号 (ゴリラ騒動) - 64
※カッコ付きのタイトルは初出時タイトル無しの為に便宜的に付けたもの
※本誌、附録欄の数字はページ数

川路 康裕 (Yasuhiro Kawaji) info@ffgallery.com

新規掲載日-1999.11.06- 最終更新日-1999.11.06-

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