はやぶさ号西へ行く

昭和33年、小学館・小学三年生11月号ふろくとして発行される。
掲載誌は学年誌と言えば古株の小学館発行の小学三年生であったが、 藤子不二雄自身は、昭和31年から後発の講談社の学年誌に多くの作品を描いている。 その後講談社の学年誌は廃刊をむかえるのだが、その直前に藤子不二雄作品は小学館の学年誌へと移行する。 この時期の藤子不二雄は3本の連載を持ち、毎月の様に別冊附録を描いていた。 その忙しい中での、小学館の学年誌における初の作品である。


[小学館・小学三年生附録 はやぶさ号西へ行く]
昭和33年11月1日発行。全64頁。
単行本未収録
「シン一君」と、その同級生や先生は、東京の表玄関「東京駅」にいた。 特急こだま号の初運転に抽選で招待されたのだ。こだま号は東京大阪間を今までより40分早く走る事が出来る。 この物語はまだこだま号が無かった頃、シン一君が1人で「はやぶさ号」に乗り大阪へ向かうまでの間の出来事である。 その日のはやぶさ号はいつもと違っていた。怪しい人物が乗っている事にシン一君は気づいていた。 そしてその人物とは銀行を襲い、その足で列車に飛び乗ったギャング達であった。 東京から大阪に到着するまで様々な地を通過しながら、列車の中で繰り広げられるギャングとの攻防。 はたしてシン一君は無事大阪に着く事が出来るのであろうか?


川路 康裕 (Yasuhiro Kawaji) info@ffgallery.com

新規掲載日-1999.06.26- 最終更新日-1999.06.26-

前ページに戻る先頭ページに戻る