火星戦争

昭和35年、中学時代一年生10月号から翌年3月号まで掲載。
小学生向けの学年誌に多くの作品を残してきた藤子不二雄だが、ここに来て中学生向け学年誌に登場。 SFもより現実性と具体性をおび、ストーリーも複雑かつ人間味溢れ、単なるSF漫画としてでは無く読者に考えさせる様な構成になっている。 ロケットくんの要素が多く含まれており、この後、やはり中学一年生向けに描かれた「銀河船長」に影響を与えていると思われる作品。 宇宙を舞台にした藤子ストーリーSF漫画の初期作品。


[中学時代一年生 火星戦争]
昭和35年10月号から昭和36年3月号まで発行。全回。
単行本未収録
20XX年東京羽田宇宙空港、「光(ひかり)」は火星植民地からロケット学校に留学に来ていた「ピット」に別れを告げていた。 地球と火星植民地の間は険悪なムードになり、まさに一触即発状態だったためにピットは火星に呼び戻されたのだ。 その夜、火星植民地から来た「レッド・クロス」と名乗る人物に、父「天野博士」は最強の戦艦を造る様に脅迫される。 その脅迫を逃れた天野博士だったが、なんと地球側からも戦艦の製造を命じられてしまう。 一方地球と火星植民地の間では、ついに戦闘が始まり宇宙戦が展開された。 そして、光とピットは敵として再開する事になってしまったのだ。

[サブタイトルリスト]
S35年度 中学時代一年生 本誌 附録
10月号 (火星からの訪問者) 8 -
11月号 (空間警察攻撃される) 8 -
12月号 (地球対火星開戦間近) 8 -
S36/1月号 (戦闘開始) 8 -
2月号 (宇宙へ向けて) 8 -
3月号 (少年達の誓い) 8 -
※カッコ付きのタイトルは初出時タイトル無しの為に便宜的に付けたもの
※本誌、附録欄の数字はページ数

川路 康裕 (Yasuhiro Kawaji) info@ffgallery.com

新規掲載日-2001.03.25- 最終更新日-2001.05.03-

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