侵略者編

侵略者は既にあなたの側にいるかもしれない。そして唐突に行動を起こす。そう、この世界を我が物にするために。 彼らは圧倒的な力を持ちその強さは絶対的と言ってもよい。そして超越した存在と対峙した時、我々はどう考えどう対処するのか。 藤子・F・不二雄はそんな現実離れした瞬間を設定し、そして何が起こるのかを想像したのだ。

発売中 絶版


ヒョンヒョロ(ひょんひょろ)
円盤に乗ったうさぎさんが手紙をくれた。それに空からヒョンヒョロって落ちて来たお星様だって拾った。 マーちゃんは嘘つかないのに、パパやママは信じてくれない…。 手紙にはヒョンヒョロを返さないと誘拐すると書かれてあった。 うさぎは目の前に現れその存在を説明し、やっと警察も動く事になった。 しかしヒョンヒョロとは何なのか誰も分からない。そしてヒョンヒョロが返され無いまま、誘拐は実行された。

初出 S46.10月臨時増刊号
早川書房 SFマガジン
単行本 S50.5.10 徳間書店 TOKUMA NOVELS「71日本SFベスト集成」
S53.1.15 小学館 ゴールデンコミックス「異色短編集」第2巻
S55.11.30 徳間書店 徳間文庫「71日本SFベスト集成」
S62.2.20 中央公論社 愛蔵版「SF全短篇」第1巻
H元.10.10 小学館 小学館叢書「異色短編集」第1巻
H7.8.10 小学館 小学館文庫「異色短編集」第1巻
H12.8.20 小学館 「SF短編PERFECT版」第1巻
H15.6.20 小学館 My First Big「藤子・F・不二雄短編集」エイリアン編

ひとりぼっちの宇宙戦争(ひとりぼっちのうちゅうせんそう)
地球とハデス星間の戦争の代闘士(惑星間の全面戦争は国際法で禁じられており、1対1の代理人同士の戦いの代表の事)に僕が選ばれてしまった。 そして分けも解らず相手方の代闘士と戦うはめに。ハデス星の代闘士は公平を期すために僕の分身ロボットだった。 ところがロボットには感情が無い。僕は不利だ。しかし、人間にしか無い武器があったんだ。

初出 S50.9.14日号
小学館 週刊少年サンデー
単行本 S58.12.5 小学館 てんとう虫コミックス「少年SF短編集」第1巻
S62.3.20 中央公論社 愛蔵版「SF全短篇」第2巻
H元.5.19 中央公論社 藤子不二雄ランド「少年SF短篇」第4巻
H8.5.20 小学館 コロコロ文庫「少年SF短編集」第1巻
H12.10.20 小学館 「SF短編PERFECT版」第3巻

宇宙人レポート サンプルAとB(うちゅうじんれぽーとさんぷるえーとびー)
いかにも生命が存在する様な外見を持った小さな恒星系の第3惑星にめぐり会った我々は、 無造作にその調査地点を選び下降した。 そこには人工の建造物があり、原始文明が存在する事が明らかになった。 そしてそこで我々は初めて炭素系生物に出会った。彼らの行動は我々には理解出来なかったが、 大きくAとBのグループに分けられ、それぞれの一員を追尾する事にした。

初出 S52.7月号
徳間書店 別冊問題小説
単行本 S53.2.15 小学館 ゴールデンコミックス「異色短編集」第3巻
S62.2.20 中央公論社 愛蔵版「SF全短篇」第1巻
H元.11.10 小学館 小学館叢書「異色短編集」第2巻
H7.8.10 小学館 小学館文庫「異色短編集」第2巻
H12.11.20 小学館 「SF短編PERFECT版」第4巻
H15.11.28 小学館 My First Big「藤子・F・不二雄短編集」地球人って何?編

いけにえ(いけにえ)
UFOが来ていた。事実は隠されていたが、国際的に密かにUFO接触を試み戦闘が起きた事もあった。 しかし、圧倒的な力の差によって地球側はなす術もなかった。 そして宇宙人によって「いけにえ」が選ばれた、彼の名は池仁平。 地球を救えるかどうかの瀬戸際で、抵抗する彼を何とかいけにえになってくれなかと説得する。 そしてついに引き渡しの日が訪れた。

初出 S55.4.19日号
双葉社 漫画アクション増刊
単行本 S57.5.9 双葉社 アクションコミックス「超兵器ガ壱號」
S62.2.20 中央公論社 愛蔵版「SF全短篇」第1巻
H6.9.18 中央公論社 中公文庫「SF短篇集」第1巻
H13.1.20 小学館 「SF短編PERFECT版」第6巻
H15.6.20 小学館 My First Big「藤子・F・不二雄短編集」エイリアン編

征地球論(せいちきゅうろん)
今、地球に攻め込むかどうかの討議が行われている。 彼らにとって地球を征服する事はたやすい。しかし征服するに値するかどうかが問われており、その為に膨大な時間が費やされているのだ。 そして1人の少年を調査し、地球人の行動パターンを見極める事になった。 ところが彼らには地球は発展しているのか衰退しているのか、考えれば考える程さっぱり分からなくなるのだった。

初出 S55.7月号
朝日ソノラマ マンガ少年
単行本 S62.11.28 双葉社 アクションコミックス「SF★シアター」
S63.5.25 中央公論社 愛蔵版「SF全短篇」第3巻
H元.4.21 中央公論社 藤子不二雄ランド「少年SF短篇」第3巻
H6.10.18 中央公論社 中公文庫「SF短篇集」第4巻
H13.1.20 小学館 「SF短編PERFECT版」第6巻
H15.11.28 小学館 My First Big「藤子・F・不二雄短編集」地球人って何?編

絶滅の島(ぜつめつのしま)
突然の襲来。繰り返し続く血も涙も無い殺戮。地球上の人類をあっと言う間に絶滅に追いやってしまうほどの破壊力。 殺され焼かれ連れ去られる。異星からやって来た侵略者の前に、手も足も出ずどんなに逃げ惑っても殺される運命にあると思われた。 しかし状況は一変する。侵略者は我々を捕らえる目的を失ったからだ。果たしてその目的とはいったい…?。

初出 S55.8月号
スターログ ツルモトルーム
単行本 H13.1.20 小学館 「SF短編PERFECT版」第6巻
初出 S60.8月号
小学館 別冊コロコロコミック
単行本 S60.7.25 小学館 てんとう虫コミックス「少年SF短編集」第3巻
S62.3.20 中央公論社 愛蔵版「SF全短篇」第2巻
H元.6.16 中央公論社 藤子不二雄ランド「少年SF短篇」第5巻
H8.5.20 小学館 コロコロ文庫「少年SF短編集」第2巻
H13.3.20 小学館 「SF短編PERFECT版」第8巻
H15.11.28 小学館 My First Big「藤子・F・不二雄短編集」地球人って何?編
※セリフの無いスターログ版の発表の後、セリフが加えられた別冊コロコロコミック版が発表された。
侵略者(しんりゃくしゃ)
光をまとった未確認物体が追いかけるように落ちて来て、爆発し、そして少年の身に異変が起きた。 なんと地球制服を企てる宇宙最高の知的生命体にのっとられてしまったのだ。 少年は恐ろしいまでの能力を手に入れ思い悩み、飼っていた亀にその気持ちを話かける。 ところが亀が1万年の寿命を持つと知った侵略者はその新しい宿主に亀を選んだのだ。

初出 S57.11.9日号
双葉社 漫画アクション増刊
単行本 S62.11.28 双葉社 アクションコミックス「SF★シアター」
S63.5.25 中央公論社 愛蔵版「SF全短篇」第3巻
H6.9.18 中央公論社 中公文庫「SF短篇集」第2巻
H13.3.20 小学館 「SF短編PERFECT版」第8巻
H15.6.20 小学館 My First Big「藤子・F・不二雄短編集」エイリアン編

川路 康裕 (Yasuhiro Kawaji) info@ffgallery.com

新規掲載日-2002.11.15- 最終更新日-2003.11.02-

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