■番外社員
「その男は皆が退社する時刻に悠然と出社してきた。その男の名は番外大吾郎!」
「番外大吾郎」はでっぷり太った水虫もちの冴えない男。
しかしその正体は、「剣崎専務」の秘密司令によって会社に降りかかった難題奇題を解決する、秘密諜報社員だった!
スパイアクションをサラリーマンものにアレンジした痛快娯楽作。
全7話しかないが藤子不二雄A作品屈指の痛快作と言いたい。
| 初出 |
S48.5.8日号〜11.8日号 |
小学館 |
週刊ポスト |
連載/全7話 |
| 単行本 |
H6.9.25 |
中央公論社 |
愛蔵版『ブラックユーモア短篇集』 |
第3巻 |
| H14.9.5 |
中央公論新社 |
ChukoコミックLite |
第4巻 |
■喝揚丸ユスリ商会
一見さえない風貌の太った中年男、『喝 揚丸』(かつ あげまる)。
恐喝、それは恐喝されたものにとっていわば絶対絶命のピンチである。
そのときの反応は様々だ。怒り出す者、開き直る者、抵抗する者。
そのときにその人間の赤裸々な姿がさらけだされる。
原型として『恐喝有限会社』(短編)がある。こちらの主人公の名前は丸目正雄。
| 初出 |
S48.6月号〜12月号 |
講談社 |
劇画ゲンダイ |
連載/全7話 |
| 単行本 |
S63.12.25 |
中央公論社 |
愛蔵版『ブラックユーモア短篇集』 |
第2巻 |
| H14.8.8 |
中央公論新社 |
ChukoコミックLite |
第3巻 |
■愛ぬすびと
藤子不二雄Aの女性誌向け第一弾。一話完結形式。主人公は結婚詐欺師、「愛誠」(あい まこと)。
彼の大義名分は愛する妻の入院費を稼ぐため。さまざまな女性たちの生き様、人生が描かれている。
主人公は男だが、作品の主役は彼女たちだ。
昭和49年にフジテレビでテレビドラマ化されている。(テレビドラマについての詳細は不明)
| 初出 |
S48.5.16日号〜8.22日号 |
小学館 |
女性セブン |
連載/全12話 |
| 単行本 |
S53.8.15 |
小学館 |
セブンコミックス |
全1巻/11話 |
| H8.1.25 |
中央公論社 |
中公コミック叢書 |
全1巻/12話 |
■愛たずねびと
藤子不二雄Aの女性誌向け第二弾。二話または三話完結形式。今度は女性が主人公。
成功した作家の夫に愛を感じなくなった「高梨愛子」(たかなし あいこ)は、
本当の愛を探して離婚と結婚を繰り返す。さまざまな男たちの生き様、人生が描かれている。
こちらも作品の本当の主役は愛子ではなく彼らだろう。
| 初出 |
S49.9.18日号〜12.25日号 |
小学館 |
女性セブン |
連載/全12話 |
| 単行本 |
S54.1.15 |
小学館 |
セブンコミックス |
全1巻/11話 |
■憂夢
ビデオ、それは一泊二日の夢。路地の奥まったところに不思議なビデオショップ「憂夢」が開店した。
しかし人生の道に迷った人々には必ず見つけることができる。
ここのビデオはどれもこの世に一つしかない。そのビデオは訪れた人々の心が求める道をみせてくれる。
ビデオを見て、幸せを掴むか、奈落の底に落ちるか、それはさまざまだ。
それを決めるのは、ビデオでも「憂夢」のマスターでもなく、ビデオを見た当人自身だ。
| 初出 |
H3.6.5日号〜H7.5.20日号 |
小学館 |
ビッグコミックオリジナル |
連載 |
| 単行本 |
H4.10.1 |
小学館 |
ビッグコミックススペシャル |
全3巻 |
『魔太郎が来る!』の青年版。
スーパーベビーの切人が冴えないサラリーマンの「一雄」青年に代わって、一雄に悪事を働く者たちを成敗する。
恨みの持つ重苦しさに対し、それを執行する代理人がかわいい赤ちゃんであるというギャップがおかしい。
| 初出 |
H6.6号〜H8.7号 |
集英社 |
スーパージャンプ |
連載/全7話 |
| 単行本 |
H8.7.9 |
集英社 |
ジャンプコミックスデラックス |
全1巻 |
■喪黒福次郎の仕事
「喪黒福次郎」は、あの『笑ゥせぇるすまん』の「喪黒福造」の弟。
兄が人を陥れる悪魔であったのに対し、弟は道を過った人を救い出すことをなりわいにするという。
福次郎は我々をどんな世界に導いてくれるのだろうか。
| 初出 |
H9.7月号〜H10.6月号 |
文芸春秋 |
カピタン |
全12話 |
| 単行本 |
H12.1.25 |
文藝春秋社 |
ビンゴコミックス |
全1巻 |
制作-川路康裕-
制作協力-すばる-
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