不真面目なナンセンス・ギャグ。その突拍子もない設定や行動はまったく先の読めない展開。
どこか、いいかげんで、どこか考えさせられる。理解不能なインパクトやオチに、なんだか納得させられたりもする。
藤子不二雄Aの遊びココロが伝わってくる。
■社長幼稚園
一流会社の社長ばかりが通う幼稚園。そこでは皆幼い頃に帰らなければならない。
彼らは幼い頃の遊びをするが本当にしたい遊びがあった。
| 初出 |
S45.5.9日 |
毎日新聞社 |
サンデー毎日増刊号 |
| 単行本 |
S63.12.25 |
中央公論社 |
愛蔵版『ブラックユーモア短篇集』第2巻 |
| H7.8.18 |
中央公論社 |
中公文庫『ブラックユーモア短篇集』第3巻 |
■災難厄郎
あらゆる災難を背負って生きる一家がいた。
その一員である「厄朗」にもあらゆる災難が降りかかるが、
それを生かして怪我をして、慰謝料を請求しようとするのだが。やっぱり彼はついてなかった。
| 初出 |
S46.6.20日号 |
少年画報社 |
週刊少年キング |
| 単行本 |
S63.7.25 |
中央公論社 |
愛蔵版『ブラックユーモア短篇集』第1巻 |
■大殺陣
「近世邦画剣戟名場面集」
時代劇の見せ場、チャンバラシーンで次々と切られて行く人々。
しかし物語はそれだけではなかった。数々の名シーンの後に起こる結末をナンセンスで見事に落とす。
| 初出 |
S47.12.1日号 |
日本社 |
まんがNo.1 |
| 単行本 |
S52.8.10 |
広済堂 |
『二人で一人の漫画ランド』※1 |
※1一部収録
■再び大殺陣
好評により『大殺陣』の第二弾。残酷なシーン。シリアスなシーンも一転してギャグの世界に大突入。
1話2、3ページでテンポ良く描かれる。
| 初出 |
S48.1.1日号 |
日本社 |
まんがNo.1 |
| 単行本 |
S52.8.10 |
広済堂 |
『二人で一人の漫画ランド』※1 |
※1一部収録
■大決闘
「近世洋画西部劇名決斗場面集」
「シェーン」「真昼の決闘」「荒野の用心棒」の名場面集。
数々の洋画西部劇の名決闘と呼ばれるシーンは、シナリオの面白さよりもむしろその演出による所が大きい。
その演出に待ったをかけ、ナンセンスギャグで真っ向から対決する。
| 初出 |
S48.2.1日号 |
日本社 |
まんがNo.1 |
| 単行本 |
未収録 |
■大悪漢
「近世洋画悪漢劇名場面集」
「ブリット」「俺たちに明日はない」「ポイント・ブランク」「サムライ」。
悪漢達のクールでワイルドなキメの場面。しかしその裏側にはとんでもない苦労があった。
どんなに威勢をはってもやはり彼らも人の子だったりするのだ。
| 初出 |
S48.3.1日号 |
日本社 |
まんがNo.1 |
| 単行本 |
未収録 |
■大怪獣
「近世洋画怪物映画名場面集」
「キングコング」「フランケンシュタインの花嫁」「吸血鬼ドラキュラ」をモチーフにした、
ナンセンスギャグ。恐ろしい怪物達の物語の影にはこんなに楽しい笑いがあった。
| 初出 |
S48.4.1日号 |
日本社 |
まんがNo.1 |
| 単行本 |
未収録 |
■大変愛
まったくモテない少年がいた。モテナイモテナイと馬鹿にされる彼であったが、
ある日「変奇堂」で「キユーピッドの矢」を手に入れ、アイドルスターの女の子のハートを射止める。
そしてモテモテへと変身したのだ。
| 初出 |
S52.5+6号 |
少年画報社 |
週刊少年キング |
| 単行本 |
S63.7.25 |
中央公論社 |
愛蔵版『ブラックユーモア短篇集』第1巻 |
制作-川路康裕-
制作協力-すばる-
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