■忍者ハットリくん
伊賀の里からケンイチくんのうちへ修行にやってきたハットリくん。顔は無表情なへの字口だけど、心の中はとても温か。 弟のシンゾウ、宿敵の甲賀忍者ケムマキ、機械忍者ロボ丸、忍者怪獣ジッポウなど愉快なキャラクターが多数登場する。 人気を受けて、東映制作でテレビドラマ化(昭和41年)された。さらにTVアニメ化(S56)。 併せて書かれたリバイバル版で、菊千代、影千代、トゲ次郎などのが新しいキャラクターが登場する。 このTVアニメは人気を博し、ロングランの長期シリーズとなった。アニメ映画化(昭和58年、59年、60年)もされている。
初出 S39.11月号〜S43.2月号 光文社 月刊少年 オリジナル版/連載
S56年〜S63年 小学館 学習雑誌/月刊コロコロコミック/てれびくん リバイバル版/連載
単行本 S43.1.30 秋田書店 サンデーコミックス『忍者ハットリくん』 全3巻
S57.1.25 小学館 てんとう虫コミックス『忍者ハットリくん』 全16巻
S62.2.6 中央公論社 藤子不二雄ランド『新編集 忍者ハットリくん』 全4巻
H1.11.2 中央公論社 藤子不二雄ランド『新 忍者ハットリくん』 全8巻
H8.1.18 中央公論社 中公文庫『忍者ハットリくん』 全2巻
H8.2.18 中央公論社 中公文庫『新 忍者ハットリくん』 全4巻

■マスクのXくん
テストでバッテンばかりもらうから、X(エックス)くんというあだ名が付いたクスオくん。 宇宙人からもらった「チエと力のマスク」と、ロボット鳥のQP(キューピー)のおかげで、スーパーマンになって大活躍。 QPにぶら下がって空を飛ぶのはご愛敬。パーマンの原型と言われるが、パーマンのような社会的大事件は登場せず、 いじめっ子をこらしめたり、困っているクラスメートを助ける話が中心である。 ヒロインのような作品の華の存在や、主人公の苦悩など内面を書いた描写はまだない。
初出 S40.4.5日付〜S41.4.25日付 毎日新聞社 毎日小学生新聞 連載/全55話+特別編
単行本 未収録

■怪物くん
怪物ランド治める怪物大王の一人息子、怪物太郎がお供のフランケン、狼男、ドラキュラを引き連れて、 人間世界にやってきた。ヒロシと友達になって、悪事を働くモンスターたちをやっつける。 当時人気のあった怪獣やモンスター。彼らが、友達のように日常に登場させたのが、この作品だ。 有名なモンスターが多く登場して、人気を集めた。また、血を見ると気絶するトマトが好きなドラキュラ、 気の弱いフランケンなど、愛敬のあるモンスターの性格付けも魅力だった。 2度、テレビアニメ化(昭和43年、昭和55年)およびアニメ映画化(昭和55年、昭和56年)がされている。
初出 S40.2月〜S44.5月 少年画報社 少年画報 オリジナル版/連載
S42.24号〜S44.19号 少年画報社 週刊少年キング オリジナル版/連載
S55〜S57 小学館 学習雑誌/月刊コロコロコミック/てれびくん リバイバル版/連載
単行本 S43.3.15 少年画報社 キングコミックス『怪物くん』 全10巻
S50.10.10 双葉社 パワァコミックス『新 怪物くん』 全3巻
S55.8.25 小学館 てんとう虫コミックス『怪物くん』 全13巻
S62.6.5 中央公論社 藤子不二雄ランド『新編集 怪物くん』 全21巻
H3.3.20 中央公論社 愛蔵版『怪物くん』 全2巻
■新・怪物くん
副題『帰ってきた怪物くんとやく病神怪物ドブネズラの巻』
初出 S47.1.23日号 少年画報社 少年キング 読切
単行本 H1.2.3 中央公論社 藤子不二雄ランド『怪物くん』 第21巻

■仮面太郎
不細工な顔を持つ少年バケ太くん。ある日、彼のクラスにいつも仮面をかぶっている不思議な少年、 仮面太郎が転校してきた・・。 この作品の主人公であるバケ太少年は、コンプレックスを持っている。 そして、最終回では、真の友情というものを体験し、作品は終わる。 同時期の狂人軍などのナンセンス作品の影響かギャグなどはドギツくとっつきにくい。 しかし、のちの『魔太郎がくる!!』などに繋がる人間の内面に一歩踏み込んだ描写は他の作品と一線を画しており、 興味深い作品だ。
初出 S44.8号〜S45.7号 少年画報社 少年画報 連載
単行本 S56.9.10 大都社 スターコミックス 全1巻
H1.12.1 中央公論社 藤子不二雄ランド 全1巻

制作-川路康裕-
制作協力-すばる-
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