昭和33年、講談社・幼年クラブ1月号から3月号まで掲載。
この年発表した30余りの作品のうち、3分の2が講談社から出版され、 33年が明けた時点での唯一の連載作品もやはり講談社から出ていた「タップタップのぼうけん」だった。 そして同じく講談社の幼年クラブで始ったこの作品は開始からたったの3回で終わってしまうのだが、 翌年からは学年誌でみごと復活して2年半の連載となり、 「宇宙船に乗ってやって来た超人により怪力を生むマスクを渡された少年が正義の為に戦う」 という設定はあの有名な藤子漫画へと受け継がれる事になる。

■講談社・幼年クラブ わが名はXくん(幼年版)
昭和33年1月号から昭和33年3月号まで発行。全3回。
単行本未収録。
運動も勉強もダメな少年は、テストでいつもX(バツ)を点けられ付いたあだ名は「X(エックス)くん」。 漫画の中の正義の味方「ミラクルマン」の様に強くなれたらと思い、体を鍛えようと気持ちはがんばるが体がついてこない。 そこに謎の円盤と共にミラクルマンの様な不思議な人物が現れる。そしてXくんに謎のマスクを授けた。 そう、それこそがかぶった者に「ちえとちから」を与える「赤マスク」だったのだ。 けんかの多いこの星にやって来た宇宙人は、これからの未来を担う1人の少年に日本の平和を託したのである。
■サブタイトルリスト
S32年度 幼年クラブ 本誌 附録
S33/1月号 (謎の人物あらわる) 8 -
2月号 (赤いマスクの秘密) - 96
3月号 (正義の赤マスクは誰?) 7 -

制作-川路康裕-
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