昭和32年、秋田書店・漫画王11月号別冊として発行される。
時間旅行という題材は、足塚不二雄名義であり初の少年誌連載である「四万年漂流」のエッセンスであり、重要な役割を担っていた。
この作品もそれが物語の根底にあり、中核をなしている。
そして四万年漂流のようなスリリングな冒険とは違い、現代の平凡な少年が科学の力によって活躍する夢物語に仕上げてある。
この路線は後の藤子作品の多くに引き継がれていく事となる。
この頃の藤子不二雄の連載は「ロケットくん」「タップタップのぼうけん」「しゃっくり丸」があり、
10月、11月、12月と2冊づつ描き上げた読切附録の中の1冊である。まんが道ではこの作品の紹介は無い。