昭和30年講談社・幼年クラブ5月号ふろくとして発行される。同タイトルのアンデルセン原作品の漫画化。
昭和30年初春、二人は悪夢を見ていた。いくつもの原稿を一度に落とし、漫画家生命が絶たれるかもしれなかったからだ。
しかし漫画一筋にかけてきた二人が漫画家をあきらめられるはずは無かった。
講談社の別館で3日間カンヅメになって書き上げたというこの作品は、再起をかける藤子不二雄の、嵐が去った後の初めての別冊附録である。
まんが道ではこの作品の紹介は無い。
藤子不二雄ランドVol.301「UTOPIA 最後の世界大戦」に同時収録されており、
セリフが漢字付きに直されている事と、表紙・人物紹介の2頁が収録されていない事以外は完全に読む事が出来る。
■講談社・幼年クラブ・ふろく おやゆびひめ
昭和30年5月1日発行。全48頁。B6判。
藤子不二雄ランドVol.301「UTOPIA 最後の世界大戦」に収録。
お花畑に一人で寂しく住むおばあさんは、ある日不思議な人物に花の種をもらった。
その種が咲かせた花からは、おやゆびの様に小さくかわいい女の子「おやゆびひめ」が生れたのだ。
とても可愛がられていた「おやゆびひめ」だったがある日さらわれ、昆虫や小動物の小さな世界を体験し、冒険する事になる。
はたして、再びおばあさんの元へと帰る事が出来るのであろうか。
制作-川路康裕-
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