昭和33年、秋田書店・漫画王3月号別冊として発行される。
この年の作品の3分の2は講談社から出版されているが、残りの3分の1のほとんどは秋田書店からである。 また、漫画王からはB6サイズの読み切り附録がシリーズ的に出版されており、この作品も11ある漫画王B6附録の中の1冊である。 このとし1年間の藤子不二雄の連載作品は、昨年から引き継がれた「タップタップシリーズ」と「わが名はXくん」、 初の日の丸掲載作品にして連載の「どんぐり名探偵」だけであった。 しかし読み切り附録は18冊を数え、決して暇だったわけではない。この作品のまんが道での紹介は無い。

■秋田書店・漫画王附録 宇宙冒険児
昭和33年3月発行。全50頁。単行本未収録。
月から地球へ向う定期ロケットの中で、クラーク博士がヒドラ星から連れて来た生物を閉じ込めていた開けてはいけない扉が開かれてしまう。 博士と、月に見学旅行に来ていたフミオくんとヒデオくん、それに扉を開けてしまった人物以外は全員ボートで脱出する事が出来たのだが、 暴れだした生物の為に起きた騒動で機能を失ったロケットは、見慣れぬ星に不時着する。 そして取り残された4人はこの星で暮さなければならなくなった。 不気味な植物や凶暴な怪物に遭遇し、ここでの生活は帰る宛ての無い冒険となった。

制作-川路康裕-
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