昭和31年、講談社・ぼくら5月号から昭和32年12月号まで掲載される。
あの、漫画家生命を左右する嵐が過ぎ去った後、藤子不二雄には連載と呼べる作品が無かった。 コマもの、カット、短い頁の読み切りばかりで、この年になって読み切りの頁数も増えてはいたものの漫画家としての自信をすっかり無くしていた。 そこに2誌連載の話が持ち込まれる。1誌は「光公子」。もう1誌は「宇宙少年団」。ところが連載は開始されたものの人気は今ひとつ。でもくじけなかった。 「宇宙少年団」は「ロケットくん」と改題され、別冊附録5本を含む全22話が1年8ヶ月の間描き続けられる起死回生の大ヒット作となったのだ。
この作品は第二部まんが道に一部収録されているほか、愛…しりそめし頃に…に復刻掲載されている。

■講談社・ぼくら ロケットくん
昭和31年5月号から昭和32年12月号まで発行。全22回。
第二部まんが道に昭和31年5月号の全頁、6月号の一部、7月号全頁、8月号附録の一部、昭和32年4月号の一部、6月号附録の一部掲載。 愛…しりそめし頃に…に昭和32年お正月増刊号全頁復刻、6月号附録の一部、7月号の全頁復刻、12月号の全頁掲載。 (単行本の説明は誤り。1回目の復刻は附録では無く本誌に掲載、2回目の復刻は1月号では無くお正月増刊号に掲載)
宇宙時代、少年達は宇宙への勇気と正しい知識を学ぶべく宇宙少年団に集まっていた。そして火星での会議が開催される事になり、 日本の少年団の代表は「ロケットくん」以外にはいないと思われていた。ところがライバルの「赤星」が名乗り出る。 しかしロケットくんは譲らない。他人に推薦される以上に自分自身が火星に行きたい理由があった。行方不明のお父さんをどうしても探したかったのだ。 その後少年達は次々と宇宙へと飛び出す。そしてそこには多くの企てや異性人が暗躍していた。 それでも宇宙少年団ロケットくんは真っ向から立ちむかう。ここで負けてはいけない、いつかお父さんに出会える日まで。
■サブタイトルリスト
S31年 ぼくら 本誌 附録
5月号 (宇宙少年団のリーダーは?) 7 -
6月号 (赤星の裏切り) 6 -
7月号 (ロケットくんさらわれる) 7 -
8月号 (宇宙暗黒団の復活) - 64
9月号 (占領された銀河号) 15 -
夏の増刊号 ゴルゴンの巻 16 -
10月号 (遊星R) 7 -
11月号 (火星への第一歩) - 96
12月号 (光る円盤の謎) 7 -
S32年 ぼくら 本誌 附録
1月号 (勇気ある脱出) - 76
お正月増刊号 宇宙線爆弾事件の巻 8 -
2月号 (火星人の襲来) 7 -
3月号 (火星人、その正体は?) 7 -
4月号 (火星警備隊総攻撃) 8 -
5月号 (ロケットくんはどこに!?) - 64
6月号 (奇跡の脱出) - 80
7月号 (目玉ごけ族の最後) 8 -
8月号 宇宙探偵流れ星の巻(その1) 7 -
9月号 宇宙探偵”流星”の巻(その2) 7 -
10月号 宇宙探偵”流星”の巻(その3) 7 -
11月号 (X団の企み) 7 -
12月号 (お父さんとの再会) 7 -

制作-川路康裕-
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