昭和30年、講談社・少年クラブ7月号ふろくとして発行された「にんき映画まんが全集」に所収。
この年の7月。藤子不二雄の連載は「ゆりかちゃん」だけであった。しかもこの作品も7月号には掲載されず、打ち切りを宣告されていたも同然だった。
大量に原稿を落とすというあの悪夢の様な嵐が吹いたこの年の始めの事件により、幾つもの連載が終りを余儀なくされていたからだ。
藤子不二雄の4番目にしてこの年最後の別冊附録作品は、連載が終わって行く中で描かれた物であり、
映画原作5作を藤子不二雄他5人の漫画家が描いている。まんが道でのこの作品の紹介は無い。
■講談社・少年クラブ・ふろく テキサス決死隊
昭和30年7月1日発行。全34頁。B6判。単行本未収録。
雨の日も風の日も、命をかけてテキサスを守る為に戦った彼らは「テキサス決死隊」と呼ばれるようになった。
かつて三人組ギャングとして恐れられていた内の2人「ジム」と「ワフー」は今はテキサスを守る決死隊になっていた。
ところがもう1人の「ローン」は懲りずに悪巧みを働いていた。
インディアンとの戦いで手柄を立てたジムとワフーは決死隊の中でも信頼される地位にいたが、
かつての仲間ローンを捕まえる事を拒んだジムは投獄されてしまう。
ワフーはローンを捕まえる為の作戦に出たのだが、ローンに見破られて殺されてしまう。
それを聞いたジムは立ち上がりローンとの一騎打ちで勝利を上げた。彼ら決死隊はまた命をかけてテキサスを守った。
制作-川路康裕-
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