■タイムカメラ(たいむかめら) 河上は半ばやけになっていた。痴情のもつれから理不尽な仕事の命令を受け、彼女との恋愛も終わろうとしていた。 そんな彼がこのカメラを手にしたのは偶然というにはタイミングが良かった。 破格の価格を提示してきた今にも行き倒れそうな人物から、ポケットから出せる金額で購入したのだ。 そのカメラは過去を撮影する事が出来、それを使いこんな事になってしまった真実を知ろうとするのだ。
初出 S56.7.24日号 小学館 ビッグコミック
単行本 S57.8.15 小学館 ゴールデンコミックス「異色短編集」第5巻
S63.5.25 中央公論社 愛蔵版「SF全短篇」第3巻
H元.12.10 小学館 小学館叢書「異色短編集」第3巻
H2.9.3 中央公論社 藤子不二雄ランド「異色SF短篇」第1巻
H7.8.10 小学館 小学館文庫「異色短編集」第3巻
H13.2.20 小学館 「SF短編PERFECT版」第7巻
H16.1.30 小学館 My First Big「藤子・F・不二雄短編集」第8巻

■ミニチュア製造カメラ(みにちゅあせいぞうかめら) 仕事は退いたもののこれといった趣味はなかった。 娘に無趣味人間とまで言われた彼は散歩に出かけ、玄関先で空腹に倒れた人物から買ったカメラで町並みを撮影してみた。 それは写した物体のミニチュアを製造するものだった。 彼は夢中になった、しかしある1枚の写真に涙を流す女性が写っていた。 気になった彼は再びその家を撮影し、そこに書きかけの遺書のミニチュアが写しだされたのだ。
初出 S56.9.25日号 小学館 ビッグコミック
単行本 S57.8.15 小学館 ゴールデンコミックス「異色短編集」第5巻
S63.5.25 中央公論社 愛蔵版「SF全短篇」第3巻
H元.12.10 小学館 小学館叢書「異色短編集」第3巻
H2.9.3 中央公論社 藤子不二雄ランド「異色SF短篇」第1巻
H7.8.10 小学館 小学館文庫「異色短編集」第3巻
H13.2.20 小学館 「SF短編PERFECT版」第7巻
H16.1.30 小学館 My First Big「藤子・F・不二雄短編集」第8巻

■値ぶみカメラ(ねぶみかめら) 店主の目利きも頼りないつぶれかけの古道具屋の娘の竹子。フリーのカメラマンを目指しているがさっぱり売れるあてもない宇達。 一方、金持ちでハンサム倉金は竹子に夢中。倉金と宇達両方からプロポーズを迫られた彼女は、 店に来た人物が残して行った価値を写しだすというカメラを取り出し二人を写した。 そして二束三文と思われた彼の写真には驚くべき値段が表示されていたのだ。
初出 S56.11.25日号 小学館 ビッグコミック
単行本 S57.8.15 小学館 ゴールデンコミックス「異色短編集」第5巻
S63.5.25 中央公論社 愛蔵版「SF全短篇」第3巻
H元.12.10 小学館 小学館叢書「異色短編集」第3巻
H2.9.3 中央公論社 藤子不二雄ランド「異色SF短篇」第1巻
H7.8.10 小学館 小学館文庫「異色短編集」第4巻
H13.2.20 小学館 「SF短編PERFECT版」第7巻
H16.1.30 小学館 My First Big「藤子・F・不二雄短編集」第8巻

■同録スチール(どうろくすちーる) いつもすれ違う(いやわざとすれ違う)女学生に恋する奥手なな男子学生がいた。 彼は彼の友人の様に気軽に女性を誘う事なんて出来なかった。ある日彼はカメラ売りに会い一台のカメラを受け取る。 それは写像と同時に音声も録音しそれを再生できるものだった。そうこうしてるうちに彼は友人に先を越されてしまう。 しかしその友人が写した彼女の写真から、彼女の本当の気持ちを聴いたのだ。
初出 S56.12.10日号 小学館 ビッグコミック
単行本 S57.8.15 小学館 ゴールデンコミックス「異色短編集」第5巻
S63.5.25 中央公論社 愛蔵版「SF全短篇」第3巻
H元.12.10 小学館 小学館叢書「異色短編集」第3巻
H2.9.3 中央公論社 藤子不二雄ランド「異色SF短篇」第1巻
H7.8.10 小学館 小学館文庫「異色短編集」第4巻
H13.2.20 小学館 「SF短編PERFECT版」第7巻
H16.1.30 小学館 My First Big「藤子・F・不二雄短編集」第8巻

制作-川路康裕-
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