■ボノム=底ぬけさん=(ぼのむそこぬけさん)
どこまでも低姿勢で何事にも寛容な人吉(ひとよし)さんは、誰に何をされても文句を言わずいつも笑顔を絶やさない。
どんなひどい目に会っても平常心でいられるのだ。
そして酔った拍子に、どうしてそこまでお人好しでいられるかを講釈する人吉さん。
どんな時でも全てを許す心を忘れない。そして、愛する妻が寝取られた現場に居合わせてしまった時も。
| 初出 |
S45.10.10日号 |
小学館 |
ビッグコミック |
| 単行本 |
H12.8.20 |
小学館 |
「SF短編PERFECT版」第1巻 |
■気楽に殺ろうよ(きらくにやろうよ)
朝起きると突然全身の痛みを感じ、そしてそれ以来いつも通りでは無くなってしまった。
そこは以前から知っている世界では無く、性欲と食欲に関する常識が逆転した世界であり、人の命も軽んじられる世界であった。
その事を受け入れないでいる自分が苦しかったが、いざふっきれたらそんな非常識も常識と思えば何てこともない。
さぁ、気に食わないヤツがいたら、気楽に殺ろうよ。
| 初出 |
S47.5.10日号 |
小学館 |
ビッグコミック |
| 単行本 |
S53.2.15 |
小学館 |
ゴールデンコミックス「異色短編集」第3巻 |
| S62.2.20 |
中央公論社 |
愛蔵版「SF全短篇」第1巻 |
| H元.11.10 |
小学館 |
小学館叢書「異色短編集」第2巻 |
| H7.8.10 |
小学館 |
小学館文庫「異色短編集」第2巻 |
| H12.8.20 |
小学館 |
「SF短編PERFECT版」第1巻 |
■休日のガンマン(きゅうじつのがんまん)
夢の世界「ウエスタン・ランド」。開拓時代の西部を忠実に再現し、好みの衣装を着て西部の英雄、無法者にも変身する事が出来る・・・はずだった・・・。
お金を払いガンマンに扮したまでは良かったが、結局このテーマパークの中も現実社会の延長だった。
しがないサラリーマンの我々は、結局それなりのガンマンにしかなる事が出来なかったのだ。
| 初出 |
S48.6.10日号 |
小学館 |
ビッグコミック |
| 単行本 |
S53.2.15 |
小学館 |
ゴールデンコミックス「異色短編集」第3巻 |
| S62.2.20 |
中央公論社 |
愛蔵版「SF全短篇」第1巻 |
| H元.11.10 |
小学館 |
小学館叢書「異色短編集」第2巻 |
| H7.8.10 |
小学館 |
小学館文庫「異色短編集」第2巻 |
| H12.9.20 |
小学館 |
「SF短編PERFECT版」第2巻 |
■3万3千平米(さんまんさんぜんへいべい)
俺はマイホームを夢見ていた。しかし残業して内職して倹約して、やっと手に入るのはたった24坪。
それでも自分の土地が持てる事に感謝しなければならない。
ところが突然やって来た変わった人物は、俺が所有の3万3千平米の土地を譲れと言う。
もちろんそんな土地持ってるはずが無い…いやまてよ、10年前流行ったジョーク。俺も千円出して火星に1万坪の土地を買ったんだ。
| 初出 |
S50.8.10日号 |
小学館 |
ビッグコミック |
| 単行本 |
S52.12.15 |
小学館 |
ゴールデンコミックス「異色短編集」第1巻 |
| S62.2.20 |
中央公論社 |
愛蔵版「SF全短篇」第1巻 |
| H元.10.10 |
小学館 |
小学館叢書「異色短編集」第1巻 |
| H7.8.10 |
小学館 |
小学館文庫「異色短編集」第1巻 |
| H12.10.20 |
小学館 |
「SF短編PERFECT版」第3巻 |
制作-川路康裕-
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