■夢の17 足長おじさんの正体は!?
1998.11.12日号
モノクロ26頁
飲み会や、小鷹洋子の誕生パーティーへの誘いを無念のうちに断る満賀。生活費は乏しく、遊びに行く金が無かったのだ。 しかしまた、丁度言いタイミングで「足長おじさん」からの仕事の依頼が来た。 前金を受け取った満賀はパーティーへと洋子の家に赴き、そこで洋子の父に会うのだが、 彼の差し出した名刺を見て愕然とした。満賀に仕事を依頼して来た会社の社長として、彼の名前が刻まれていたのだ。 満賀は逃げるように洋子の家を飛び出した。彼女の感謝への気持ちと哀れみを受けた事の恥ずかしさに、満賀は錯乱していた。
■夢の16 足長おじさん
1998.9.12日号
モノクロ28頁
満賀に突然俳優へのインタビューの依頼が。 この所「満才茂道」では無く「満賀道雄」への謎の依頼が重なっていた。 不思議には思いながらも、仕事をこなしていたのだ。 満賀は仕事を依頼しに来る人に自分を推薦してくれる人は誰かを訪ねるのだが、 それはその人との約束で秘密になっていて、満賀を影から応援してくれる人という事しか明らかにしてくれない。 言わば、「足長おじさん」である。 どこの誰かは解らないけれど自分を応援してくれる人がいる事を思い、満賀は胸が嬉しくなった・・・。
■夢の15 謎の依頼人
1998.7.12日号
モノクロ24頁
満賀は昼間から銭湯にいた。またここの所仕事の依頼が少なく、ヒマをもてあましていた。 それからアパートに帰ると、永田竹丸の婚約者「小鷹洋子」が訪ねて来ていたのだ。 突然の彼女の訪問に気分は良くなったが、仕事が無い事には変わらなかった。満賀は自分が仕事が無い事などを話し、その後彼女は帰った。 しばらくしてから、自分とは関係無い様なポスター制作の依頼が来た。 満賀はハリキリ描き上げ、臨時収入を手に入れた。その夜、満賀と才野の二入は大喜びでサイダーで何度も乾杯した。
■夢の14 雨が降る…
1998.5.12日号
モノクロ24頁
満賀は久しぶりの仕事に燃えていた。「冒険王」読み切り西部劇作品「ハリケーン・ロックの決闘」だ。 そしてその頃、トキワ荘の他のメンバーもそれぞれ仕事をしている。 そう思うと何だか楽しくなり、原稿を最後まで仕上げたのだ。 そしてうかれ顔で完成原稿を持ち込んだのだが、今日はまず下描きを見せてもらう約束だったはずだと言われてしまう。 調子良く完成させたものの、漫画は漫画家一人で描くものでは無く、漫画家・編集者・読者が三位一体となって作るんだという事を身につまされたのだ。
■夢の13 久しぶりの仕事
1998.3.12日号
モノクロ28頁
満賀と才野は映画館で西部劇を見ていた。二人は映画を見るのが好きだった。 そして今度「松葉」の「しのぶちゃん」を映画に誘い、レストランにでも行こうと考えるのだが、今の二人にそんな余裕は無かった。 ここの所執筆依頼が少なく、生活費が底をつきかけていたのだった。 そんなおり、読切り原稿依頼が舞い込んで来た。二人は喜び、満賀は西部劇を描く事に決め、ペンも快調に進んだ。 収入が得られるという事もあるのだが、それ以上に漫画を描いているという嬉しさでいっぱいだったのだ。
■夢の12 おそるべき新人との出会い
1998.1.12日号
2色カラー4頁・モノクロ26頁
藤子不二雄Aのインタビューと「小太陽」のカラーグラビアで綴る、「小太陽物語」掲載
満賀はカンヅメになっていた。と言っても彼自身の原稿を上げる為ではない。 手塚先生の手伝いとしてだった。次から次へと描きあがる下描きき手伝う側が追いつかず、手塚治虫のペンはまるで魔法の様だった。 そこにもう一人の手伝いが来た。新人漫画家「永島慎二」であった。彼は満賀が描き悩んでいた大仏の絵をいとも簡単に描いてみせたのだった。 そして5日間のカンヅメを終え才野にその事を報告し、そして新たなライバルの出現にまた、漫画への意欲を燃やしたのであった。

制作-川路康裕-
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