■夢の6 新しき出会い
1996.11.12日号
モノクロ28頁
「追悼藤子・F・不二雄氏」1頁掲載
「横山隆一」主催のアニメーション会社「おとぎプロ」へ行くために、一年前にトキワ荘を出た「鈴木伸一」が帰って来た。 また「つのだじろう」は今までの時代物ギャグ漫画から一新して少女漫画でヒットを飛ばしていた。 仲間の成功を祝いトキワ荘メンバーは乾杯した。 その後2次会となり、「寺田ヒロオ」と満賀はある飲み屋で一人の漫画家に出会う。 彼の名は「園山俊二」。「がんばれゴンベ」で人気を博していた。 この日の偶然的出会いから、満賀と園山は終生の友となる。また一人新たな仲間が出来たのだ。
■夢の5 手塚先生の代筆
1996.8.28日号
4色カラー4頁・2色カラー4頁・モノクロ20頁
手塚治虫は行方不明になっていた。原稿に穴を開けられない漫画王の壁岩氏は、 連載中の「ぼくのそんごくう」の代筆をトキワ荘に頼んで行った。 そしてトキワ荘メンバーの4人は手塚治虫の名を汚さぬよう苦心し、トキワ荘版ぼくのそんごくうを徹夜で書き上げたのだ。 しかし、漫画王の壁岩氏は約束の時間になっても一向に原稿を取りに来ない。 それもそのはず、実は手塚治虫の原稿が間に合ってしまったからなのだ。 そしてこの原稿は紙面を飾る事無く、手塚治虫に引き取られて行った…。
■夢の4 夢でしか逢えないヒト…
1996.6.28日号
モノクロ28頁
今、満賀の手元にはロケットくん別冊があった。無事書き上げ、こうして印刷されて来たのだ。 「ぼくら」の編集部でも評判は上々で、満賀は「牛坂編集長」と「富江」さんと共に祝杯を上げに表に出た。 接待を受ける満賀はキャバレー「上海ローズ」に来るが、そこである女性にココロをうたれる。 ここのナンバー1ホステス「リリー」であった。彼女は一杯だけ交わした後席を立ち、二度と戻って来なかった。 満賀はその夜夢を見た。そこにはあのリリーがいた。夢でしか逢えない…。そう思った。
■夢の3 四畳半から宇宙へ!
1996.4.28日号
モノクロ30頁
ロケットくん別冊という久しぶりの大きな仕事に満賀は張り切っていた。このチャンスをものにするんだと気合を入れていた。 そう意気込む中、風森氏からコーラスの誘いを受ける。 風森氏は言う。「若いときにはいろんな人と会う事も大切だ。とくに、女性と恋をする事こそ青春なんだ」と。 満賀は悩む。つかの間の青春を漫画に賭けるか恋に賭けるか。 しかし満賀の頭の中には宇宙を舞台にした物語が描かれていた。その日、満賀と才野の部屋の明かりが消える事は無かった。
■夢の2 あざなえる縄のように…
1996.2.28日号
4色カラー1頁・2色カラー4頁・モノクロ27頁
ドラマ漫画道について語るカラーグラビア「語ろう青春のトキワ荘」3頁掲載
石森氏の姉がまた田舎から出てくるという。ロケットくんが打ち切られるかもしれないという事をよそに満賀はココロをはずませた。 しかし彼女は東京に着いたとたんに病院に運ばれ入院してしまう。 何の保証も無い漫画家が病気になってしまったらどうだろうか?漫画家同志で保険を作ったらどうだろうか…? 満賀と才野は明日の飯が食えるかどうかという自分達の方がまず心配だった。 そんな時別冊穴埋めの原稿依頼が舞い込む。そして石森氏の姉の退院。 再びトキワ荘に活気があふれ、満賀は、ここには仲間がいると実感した。

制作-川路康裕-
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