■特別編 さらば友よ
1997.1.12日号
4色カラー2頁・2色カラー2頁・モノクロ22頁
藤子不二雄A(安孫子素雄)は藤子・F・不二雄(藤本弘)の訃報を聞いた時、頭の中がマッシロになり、彼がいなくなったということがどうにも理解できなかったという。 それもそのはず、二人は昭和19年富山県高岡市の小学校で出会ってからの50年間。ずっと共にまんが道を歩んできたのだ。 手塚治虫との出会い。最初の単行本。トキワ荘での生活。オバQによる大ヒット。そしてコンビ解消後も・・・。 「きっと彼は”どこでもドア”を通って、四次元の世界へ遊びに行っているのだろう……」藤子不二雄Aの言葉は他の誰よりも純粋で、そう私も信じる事が出来る。
■愛…しりそめし頃に…
1996.3.28日号
1989.12.15日号の再録 モノクロ28頁
■まんが道スペシャル 愛…しりそめし頃に… 第2話
1990.4.15日号
単行本タイトル「ゆれ動くこころ」 モノクロ24頁
満賀道雄は女性の絵を描いていた。この所人気も下火になってしまった「ロケットくん」の連載1本しか仕事が無い。 こうして上手に女性の絵を描いていても、石森氏の様に少女漫画誌からの原稿以来は無かった。 「赤塚不二夫」も本当に自分の描きたい「ギャグ漫画」を描かしてくれる所はないかと嘆いていた。 そんな風に心がミジメになった時、ラーメン屋松葉の「しのぶちゃん」と話して心を和ませる。 その後なにげなく誘われてヌードモデルのスケッチに行ったのだが、なんとそこにはあのしのぶちゃんがいた。 ゆれ動くこころの中、満賀は彼女の絵を描いた。
■まんが道スペシャル 愛…しりそめし頃に…
1989.12.15日号
単行本タイトル「窓辺のともしび」 4色カラー4頁・2色カラー4頁・モノクロ20頁
昭和31年2月…東京、椎名町 アパート、トキワ荘…
21歳の漫画家「満賀道雄」は窓辺にいた。本来なら窓の外を見ている余裕も無い程に忙しいはずだったが、 まとまった仕事も無く窓際のスケッチをしていたのだ。その頃トキワ荘に美しい女性がやって来ていた。 「才野茂」「寺田ヒロオ」も気になるその美女は「石森章太郎」の姉である。 「森安なおや(後に風森やすじに変更)」「永田竹丸」に誘われコーラスに行ったり、あの「手塚治虫」が訪ねて来たり…。 ここトキワ荘には仲間がいて、この部屋にはいつも訪れる者がいる。 たとえ仕事が無くとも、満賀道雄はこの窓辺で青春の真っ只中にいた。

制作-川路康裕-
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