昭和28年8月10日に鶴書房から出版された藤子不二雄(当時足塚不二雄)の書き下ろし処女単行本。
現在はもちろん絶版しており、この本については今現在驚くほどの値がついている。
手塚治虫によって開拓されたといわれるSFタイプのストーリー漫画であるこの作品は、
決して明るい未来を無責任に描いたわけではなく、奥の深い非常に練られた内容になっている。
今後の藤子不二雄作品の原点ではないかと思われるのではないだろうか?
■鶴書房 最後の世界大戦
昭和28年8月10日刊行。全1巻。B6判。
現在絶版している。
足塚不二雄名義の最初で最後の単行本。現存数は10数冊程度と言われている。
20XX年第3次世界大戦は、氷素爆弾によって終結を迎える。
人類同士の醜い争いが終わりユートピアを築き上げるが、再び人類は自らが作り上げたロボット達と争いになる。
人類の運命やいかに?
他作者による「覆面団」同時収録。
■名著刊行会・日本名作漫画館〔SF編〕 最後の世界大戦
昭和56年5月5日刊行。全1巻。
現在絶版している。
復刻版として出版されているこの作品はカバーこそ書き下ろしだが、
カバーの中は鶴書房版の表紙がそのまま復刻されている。
また、鶴書房版に収録されていた
足塚不二雄本人が書いたのでは無い最終ページの最後のコマはカットされている。
■中央公論社・藤子不二雄ランド UTOPIA最後の世界大戦
平成3年2月3日刊行。全1巻。B6判。
現在絶版している。
もともとは「UTOPIA」が主題だったが、
鶴書房からの単行本化に伴い「最後の世界大戦」が主題となった。
藤子不二雄ランド版では「UTOPIA」を主題にあげている。
「ユリシーズ」「おやゆびひめ」同時収録。
制作-川路康裕-
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