昭和49年から昭和51年まで小学館の学年誌に連載。
昭和59年7月号から10月号まで小学館・別冊コロコロコミックに「新バケルくん」として連載。
お化け屋敷と呼ばれた建物には、実は地球を研究しに来た宇宙人が住んでいた。 彼は肉体を持たず魂だけで生き、人形をその入れ物として活動していた。 「須方カワル(すがたかわる)」はある日偶然にも宇宙人と出会いその事実を知る。 そして研究を終えた宇宙人は帰る事になるが、屋敷と人形をそっくりカワルのもとに残して行った。
さまざまな人物に変身する事を漫画として実現した少年SFの傑作。

■小学館・てんとう虫コミックス バケルくん
昭和53年9月25日から昭和53年10月25日まで刊行。全2巻。新書判。
現在絶版している。
人形の鼻を押す事によりその人形にバケル事が出来る。 そしてその人形の持っている能力を身につける事が出来るのだ。 カワルはその人形達を使い、「バケルくん」一家になりすます。 しかし、一人?役をこなさなければならずに悪戦苦闘。そんな所にこの漫画の面白さがある。
第2巻巻末に「ジャングル黒べえ」収録したものは現在絶版している。 未収録だった「バケルくん」を第2巻に収録した改定版がその後出版されている。
■中央公論社・藤子不二雄ランド バケルくん
昭和63年2月19日から昭和63年4月15日刊行。全3巻。B6判
現在絶版している。
てんとう虫コミックスに無い未収録作品、「新バケルくん」を収録。
バケルはカワルと違ってスポーツ万能。いつももてはやされるのはバケルの方だ。 しかしバケルはバケルであって、カワルでもある。 パーマンのミツ夫の様に自分が認められない苛立ちに悩むカワル。 しかしそう思われながらもつい人形の能力に頼ってしまう。 そんな心の葛藤を鋭く描き出している。
■小学館・ぴっかぴかコミックス バケルくん
平成17年3月5日から刊行。現在3巻。A5判。
作者は藤子・F・不二雄。
てんとう虫コミックスの中でみきおとミキオと共に不遇な立場にあったバケルくんが、 藤子不二雄ランド以来実に17年ぶりに復活。 しかも初出掲載時カラーだった作品がそのまま再現され収録されており、2重の感動を与えてくれる。

制作-川路康裕-
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