昭和48年5月16日号から同年8月8日号まで、小学館・週刊女性セブンに連載。
僧帽弁狭窄症という心臓に起こる難病に犯された妻「優子」を助けるべく「愛ぬすびと」となった主人公「愛誠(あいまこと)」。
単純な下世話な男女の物語ではなく、男と女の愛の複雑な心理を劇画タッチで語る大人向け藤子不二雄漫画の傑作。
その考えられたコマ運びと練られたストーリーによってテレビドラマ化もされた。
■小学館・セブンコミックス 愛ぬすびと
昭和53年8月15日刊行。全1巻。B6判。
現在絶版している。
真実の愛とは何か?本当の愛を守るために、あえて愛の裏切り者となった「愛 誠」。
彼は妻の治療費を稼ぐために結婚サギを繰り返す。
愛のために愛を偽り、愛のために犯していった罪により自分自身の愛を失っていく「愛」。
そして自分の信じていた愛をぬすまれてしまう事になる。
■中央公論社・中公漫画叢書 愛ぬすびと
平成8年1月25日刊行。全1巻。B6判
作者は藤子不二雄A。
セブンコミックスで未収録の「津田 巴の場合」を収録した完全版。
「あたしの愛をとったのはだれ? たったひとつしかない愛なのです
あたしの愛を返して お願い愛ぬすびとさん!
あたしのたったひとつしかない 愛をかえして・・・・・・」(本文より抜粋)
愛を守るために多くの愛を引き裂いてしまった「愛」。男と女の愛と憎しみの物語。
制作-川路康裕-
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