昭和49年5月号から昭和50年3月号まで、小学館・小学四年生、五年生に連載。
時間を超えたパラレルワールドの様な二つの世界を結びつけた事によって、
それぞれの世界に住む二人が体験する不思議な出来事を描く少年SF漫画の傑作。
100年後の世界は都市の近代化によって、自然という過去の重要な遺産を失う。
「みきお」と「ミキオ」という二人を主人公に見立てて
自然や、体を動かす事、頭を使う事の重要さを説き、人類が無くしてはいけない大切な物を教えられる。
■小学館・てんとう虫コミックス みきおとミキオ
昭和53年3月25日刊行。全1巻。新書判。
現在絶版している。
ある日突然身の回りの物が無くなるようになった。
犯人を追いかけているうちに防空ごう跡のほらあなにたどり着く。
そこで100年後の未来へ通じる場所を見つけたのであった。
100年後の世界に飛び込んでしまった「みきお」はそこで、姿形そっくりな「ミキオ」に出会う。
二人はお互いの世界を行き来し、お互い未知の体験をする。
その姿が滑稽でもあり、しかし笑い事でもない。そんな面白さがある。
■中央公論社・藤子不二雄ランド みきおとミキオ
昭和63年10月21日刊行。全1巻。B6判
現在絶版している。
はてんとう虫コミックス版と同じ。
「ゆり子」は「マリコ」、「フグラ」は「ブクラ」、「ラッキョ」は「トンキョ」というように、
100年違った別の世界には様々なそっくりキャラクターが存在する。
とうさん、かあさんまでそっくりだ。もし、今のまま100年後の世界に住む事が出来たなら?
という夢と現実が描かれる。
■小学館・コロコロ文庫 みきおとミキオ
平成18年10月10日刊行。全1巻。文庫判
内容はてんとう虫コミックス版と同じ。
過去いつでも手に入ると思われていたてんとう虫コミックスの数々のタイトルが書店から姿を消し、
初の全集である藤子不二雄ランドも絶版した後それらのタイトルは色々な形で復活し刊行されていった。
しかしその中で唯一存在しなかった「みきおとミキオ」がついに発売となった。
制作-川路康裕-
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