昭和63年7月25日から平成6年9月25日まで刊行。全3巻。A5判。
中央公論社から出版。現在絶版している。
ミョーな漫画、奇妙、奇怪、摩訶不思議な漫画ばかりを集めた短篇集。
単行本未収録作品が多く、まさに藤子ブラックユーモアの集大成。 読み始めるとその奇妙さに恐ろしくもなるが、その独特な雰囲気に飲み込まれ、次を読まずにはいられない。 ノンフィクション的な話もあるが、それらもハッピーエンドでは無いところにまたブラックさがある。 「おもしろうて やがて かなしき・・・・・・」

■ブラックユーモア短篇集 第1巻 不思議町怪奇通り
車を運転中いつのまにか見知らぬ町に迷い込んでしまった脱獄囚たち。 そんな悪人どもにもかかわらず、訪問者にミョーにやさしい住人たち。 これは何か裏があるに違いない。
「明日は日曜日そしてまた明後日も」「ダル男の物憂い日々」「なにもしない課」 「諸芸百般道けわし」「小池さんの奇妙な生活」「転べばベッタリ◎の上」 「B・Jブルース」「パラダイス」「ポルノを買いに」「カタリ・カタリ」 「マンハッタン・ブルース」「スターダスト・ラプソディ」「Q・Eマーチ」「赤か黒か」 「不思議町怪奇通り」「災難厄郎」「オカルト勘平」 「コレク太の変コレクション」「カー吉の変自動車」「モテルの変ガールフレンド」 「タビオの変旅行」「タベ代の変料理」「鳥人くーん」「大変愛」 「黒イせえるすまん(全19話)」収録
■ブラックユーモア短篇集 第2巻 ぶきみな5週間
ぶきみな道具にまつわるぶきみな体験を5作にわたって綴ったもの。 その道具全てに魂が宿っているようだ。
「不器用な理髪師」「内気な色事師」「無邪気な賭博師」「黒イせぇるすまん」「水中花」 「ブレーキふまずにアクセルふんじゃった」「盲滅法の男」「ハレムのやさしい王様」「マカオの男」「魔雀」 「魔太郎が翔ぶ(全2話)」「恐喝有限会社」「恐喝丸ユスリ紹介(全7話)」「ぶきみな5週間(全5話)」 「恋文(らぶれたあ)」「社長幼稚園」「夢魔子(全5話)」「北京填鴨式」「万年青」「赤紙きたる」「マグリットの石」 「ひっとらぁ伯父サン」「ひっとらぁ伯父サンの情熱的な日々」「ヒゲ男」「暗闇から石」収録
■ブラックユーモア短篇集 第3巻 戯れ男
「戯れ」= ふざける、遊び興じる、たわむれる。
まじめに生きるのが性に合わないザレオ。一件人を馬鹿にして生きているようだが、本当は心の優しい彼であった。 そんな「戯れ男」の毎日を描いたおかしくも哀しいストーリー。
「戯れ男(全13話)」「番外社員(全7話)」「戯れ師(全6話)」収録

制作-川路康裕-
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