昭和52年12月15日から昭和62年5月20日まで刊行。全6巻。新書判。
小学館・ゴールデンコミックスから出版。現在絶版している。
おもにビッグコミック、SFマガジンに掲載された読み切り短編を集めて単行本化したもの。
収録された1作1作が、SFマンガ、ブラックユーモアなどと一口では片づけられない濃い内容。
人間が犯した過ち、これから訪れる危機などをこれでもかと読者に訴えかける。
誰もが感動し、考えされられ、引き込まれるストーリーばかり。
■異色短編集 第1巻 ミノタウロスの皿
ロケットの故障でイノックス星に不時着した地球人。しかしそこは文明を持った牛が人間を家畜とする世界。
そして牛たちの生け贄として人間ミノアが捧げられる。
その考えを受け入れられない地球からの訪問者は生け贄の儀式を食い止めようとするが...。
「オヤジ・ロック」「じじぬき」「自分会議」「間引き」
「3万3千平米」「劇画オバQ」「ドジ田ドジ郎の幸運」「T・Mは絶対に」
■異色短編集 第2巻 やすらぎの館
張り詰めたストレス社会のオアシス「やすらぎの館」
そこは誰もが子どもに帰り、現実から離れ、母親の愛情に包まれる世界。
大会社の社長も精神的疲労を指摘され、試しにやすらぎの館を訪れる事になる。
「一千年後の再会」「ヒョンヒョロ」「わが子・スーパーマン」「コロリころげた木の根っこ」
「ミラクルマン」「大予言」「老雄大いに語る」「光陰」「幸運児」
■異色短編集 第3巻 ウルトラ・スーパー・デラックスマン
ある日突然超人的な能力を身につけてしまった、句楽兼人(くらくけんと)。
初めはスーパーマン的活躍をしていたが、徐々にエスカレートし手が付けられなくなる。
社会からも疎遠された英雄USD(ウルトラスーパーデラックス)マン。彼の行く末はいかに。
「定年退食」「サンプルAとB」「休日のガンマン」「分岐点」
「換身」「気楽に殺ろうよ」
■異色短編集 第4巻 ノスタル爺
30年ぶりに故郷に帰った太吉。ここでの過去の無念の思いが、彼を30年前の世界に引き戻す。
過去に犯した過ちを止めるべく努力するが、
30年も未来からきた彼の言動を誰もが正気とは思わなかった。
「箱船はいっぱい」「権敷無妾付き」「イヤなイヤなイヤなやつ」
「どことなくなんとなく」「カンビュセスの籤」「俺と俺と俺」
■異色短編集 第5巻 夢カメラ
夢を写すカメラ。時には写されたくない夢も写真に残れば現実に。
未来から来たカメラのセールスマン「ヨドバ」氏シリーズの1作。
「タイムマシンを作ろう」「タイムカメラ」「あのバカは荒野をめざす」
「ミニチュア製造カメラ」「クレオパトラだぞ」「値ぶみカメラ」
「女には売るものがある」「同録スチール」「並平家の一日」
■異色短編集 第6巻 鉄人をひろったよ
帰宅途中道端で巨大な鉄人を拾ってしまい、いつのまにか家までついて来られてしまった。
トランシーバーで思う通りに動く高性能ロボットだが、近所迷惑も甚だしい。
いったいなんの為に作られたロボットなのだろうか?
「親子とりかえばや」「懐古の客」「パラレル同窓会」「コラージュ・カメラ」「かわい子くん」「丑の刻禍冥羅」
「ある日・・・・・・」「四海鏡」
制作-川路康裕-
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