■藤子・F・不二雄短編集 第7巻 地球人って何?編
白い夜のあと、何かが変わっていた。今までと全く変わらない毎日なのにどことなく何かが違う。
違うどころかまるで変わらなさ過ぎる毎日。なんとなく襲ってくる不安。本当は全てが妄想で、一人ぼっちなんじゃないかと。
何も変わらない毎日なのに、現実感・存在感・意外性が、あの白い夜のあとに無くなってしまったのだ。
(紹介文は、「どことなくなんとなく」)
「征地球論」「マイシェルター」「どことなくなんとなく」「宇宙人レポート」「ボクラ共和国」「絶滅の島」
SF科学物語 ACT7:「地球外生命を探せ」収録
■藤子・F・不二雄短編集 第8巻 ある日、悪夢が・・・編
チコにはまた見えた。すぐに雨が降り出すこと。パパがお客さんを連れて来る事。
思い起こせばチコには未来が見えてたとしか思えない出来事が数多くあった。が、わが娘にそんな力があるなんて本当に信じてはいなかった。
しかし偶然とは言い切れないほど次々と未来が的中して行く。そして、さらに驚きの未来が見えた…。
(紹介文は、「アチタが見える」)
「コロリころげた木の根っ子」「流血鬼」「気楽に殺ろうよ」「ある日・・・」「アチタが見える」「T・Mは絶対に」「福来たる」「マイ・ロボット」
SF科学物語 ACT8:「睡眠の科学」収録
■藤子・F・不二雄短編集 第9巻 異界のカメラセールスマン”ヨドバ”編
未来から過去に取り残されてしまったヨドバ氏は、価値あるカメラを二束三文で売っては食い繋ぐ毎日だった。
今日も行き倒れる勢いでとある家の主人に買ってもらう。
それは被写体を細部にわたって正確に小型化するカメラだった。
そしてその精巧さゆえ、主人は写した家の内部で何が起こっているのかに気付く事になる。
(紹介文は、「ミニチュア製造カメラ」)
「懐古の客」「タイムカメラ」「ミニチュア製造カメラ」「値ぶみカメラ」「同録スチール」「夢カメラ」「コラージュカメラ」「四海鏡」「丑の刻カメラ」
SF科学物語 ACT9:「成層圏プラットホーム」収録
■藤子・F・不二雄短編集 第10巻 全宇宙のサラリーマン達へ!
Qちゃんが人間の世界に帰った来た。正ちゃんの元に返った来た。
それからあの頃のみんなが集まった。みんな夢があったあの頃の事をぞんぶんに話した。そしてもう一度夢を取り戻そうと語り合ったのだった。
しかし、ゴジラも、木佐くんも、よっちょんも、ハカセも、そして正ちゃんも大人になってた。もう、みんな子供じゃなかった。
「劇画・オバQ」「イヤなイヤなイヤな奴」「休日のガンマン」「3万3千平米」「求む!求める人」「殺され屋」「やすらぎの館」
SF科学物語 ACT10:「宇宙太陽発電所」収録
■藤子・F・不二雄短編集 第11巻 人生を、もう一度!?
暴力団の組長は、マッドサイエンティストによって若い体を手に入れた。代わりに青年はその年老いた体になってしまう。
しかし新しい体の魂は安定していなかった。体に衝撃が加わると飛び出し、別の体の魂を突き出して入れ替わってしまう。
そして魂は換身を繰り返し、最後に自分の体ではない体に安定してしまったのだ。
(紹介文は、「換身」)
「おれ、夕子」「換身」「影男」「親子とりかえばや」「クレオパトラだぞ」「未来ドロボウ」
■藤子・F・不二雄短編集 第12巻 ちょっとそこまで大冒険へ!?
少年は1つの事に熱中すると見境が無くなり、現実と空想の区別が付かなくなる程であった。
いま彼が昼夜問わず取り組んで来た鉄道模型のジオラマの小さな世界は、日に日に詳細になっていき、
まるでその世界に彼を吸い込んで行くようであった。
そしてある日、列車が来もしない丘に立った彼の元に列車の汽笛が聞こえて来た。
(紹介文は、「四畳半SL旅行」)
「四畳半SL旅行」「ひとりぼっちの宇宙戦争」「ぼくのオキちゃん」「ベソとコタツと宇宙船」「白亜荘二泊三日」「ユメカゲロウ」